薄毛治療を病院で受けるメリット

大切なことなので最初に書いておきますが、薄毛治療は「100%安全でほぼ確実に治療ができる、病院・AGAクリニックでする方がいい。」です。なぜそう言い切れるのか？理由を詳しくまとめました。

なぜ、薄毛治療は病院でやるべきなのか？

AGAクリニック以外での治療方法には、薬局で発毛剤を購入し使用、発毛医薬品を個人輸入し服用、といった方法が一般的です。

何が問題なのか？というと、薬局で入手できる市販の育毛剤は値段が高い割に、頭皮環境の改善程度の効果しか実感できないことが多いです。また、医薬品の個人輸入には本物の成分であるかどうか？きちんと品物が届くかどうか？といったリスクが生じます。そしてどちらの場合においても、自分に効果があるかどうかが不明です。市販の育毛剤に限っては、半年使用してやっと効果があるかないかがわかるモノも多くあります。

薄毛になる原因は様々ありますが、大きく分けて環境要因と遺伝要因があります。自分の薄毛の原因は何なのか？これを無視して当てずっぽうに対策をしても、なかなか発毛効果が出ないどころか余計にお金がかかってしまいます。

ＡＧＡ専門クリニックで遺伝子検査を受けて薄毛の要因を特定したり、頭皮や毛髪の状態を詳しく検査、診断してもらうことで、最適な治療を受けることができます。

診察にはもちろん費用がかかりますが、自己判断で失敗を繰り返し無駄な出費を重ねるくらいなら、長い目で見たときに、専門クリニックの方がコスパが良いかもしれません。

病院・クリニックでの具体的なカウンセリングと発毛治療

全国にあるAGAクリニックでは、無料カウンセリングを行っている所もあるので利用してみるもの手です。

カウンセリングは予約をし、先ずは問診票に記入します。主な質問項目は、氏名・住所・職業・身長・体重・過去～現在の病気に関して・不妊治療中かどうか・食品や薬品アレルギーの有無・生活習慣（喫煙、飲酒）など。記入が終わると頭皮環境の診察になります。

診察では、頭皮環境や毛量の説明やマイクロスコープで頭皮の細かい状態のチェックがあります。（診察内容はクリニックによる）
最終的な医師の判断によって、より最適な治療法を選択していくことになります。

プロペシア（ザガーロ）とミノキシジル（塗布タイプ）

多くのAGAクリック（皮膚科含む）で行われているのは、プロペシアやミノキシジル等AGA治療薬による治療です。厚生労働省に認可されている方法であり、薄毛改善効果はトップクラスです。

ミノキシジル（服用タイプ）

一部のクリニックでは、まだ日本では認可されていないミノキシジルの服用タイプを処方してくれるところもあります。未認可の薬は医師が全責任を負った上での処方だそうですが、認可非認可ではなく効果を最優先することを謳っており、今までの投薬や治療で効果がない人には頼りになりそうなクリニックです。

育毛メソセラピー

次によく行われている治療法で育毛メソセラピー療法があります。これは育毛剤を注射器の針で頭皮に直接注射するもので、塗るよりも効果の実感が出やすいという特徴があります。ただし若干の痛みが伴う治療法であり、頭皮の肌質によっても効果は異なってくるので、しっかりとしたカウンセリングや診断のもと行う必要があります。治療費は１ヵ月で４万円前後となります。

HARG（ハーグ）療法

メソセラピーと似た直接注射タイプの治療法で、毛髪再生医療・HARG（ハーグ）療法というものもあります。こちらは育毛剤ではなく１５０種類以上の成長因子とビタミンなどを混ぜたものを注射します。成長因子の働きによって毛髪の成長を促進させる方法です。治療費は１ヵ月で約２０万近くかかります。

自毛植毛

その他、自毛植毛といって後頭部の毛髪を薄くなっている部分へ移植する治療法もあります。髪質や肌の状態によって大きく移植本数も変わってくるので、治療費も変動してしまいますが、目安としては３０～１００万円程度が一般的となっています。個人的には大変痛々しいと感じます。

どれくらいの期間、治療や服薬を続ければ良いのか

AGAの治療を始めて不安に思うこと、「一体いつまでお金を払い続ければ良いのだろうか……。」

AGAの治療期間はどのくらいなのでしょうか。AGA専門クリニックの銀クリでは以下のような記述があります。

効果が出るまでに、最低でも3ヵ月～半年の治療期間が必要です。

AGA・発毛治療は毛周期の正常化や頭皮の環境改善を目的とした内服・外用薬治療が中心となります。個人差はありますが、通常お薬の効果が表れ始めるまで少なくとも3～5ヵ月といった期間を要しますので、当院で治療を受けていただく場合は、効果が少なくとも半年以上～１年間の治療期間を目安にお考えください。（治療終了時期は患者様の症状により異なります）

（引用元：銀クリAGA.com）

長くとも１年程度と考えておけば大丈夫そうです。

薬の服用と止めるとまた元通りになってしまうのではないか？という不安がありますが…。

AGA治療を一生続けなければならないのかという質問に対しては以下のような回答がありました。

その様な事はありません。

ある程度の効果が出た時点で、医師の指導の下でお薬の服用を止めていただいても問題はありません。また、プロペシア（フィナステリド）には副作用が殆ど無く、通常数年単位で服用する内服薬ですので、「副作用」という観点から長期に渡る服用が問題となる事はありません。

（引用元：銀クリAGA.com）

これは、AGAの原因であるジヒドロテストステロンを作り出しているテストステロンが年齢と共に減っていくことが関係しています。そのため、ある程度の年齢に達して、症状が改善されれば治療を止めたとしても問題はないということだそうです。

副作用だけでなく金銭的な負担もあるので、止め時がわかればそれに越したことはないですね。

治療しておくべき、年齢の目安

薄毛の治療というと３０～５０代のイメージが強いですが、実際には２０代や６０代でも薄毛に悩んでいる人は多くいます。

AGAクリニックでは特に年齢に制限を設けてはおらず、治療効果の違いもハッキリとはしていませんが、２０才以上であれば誰でも治療ができます。
※１０代の場合は保護者の承諾が必要です。

最近は食生活の変化やストレスの多い社会だからか、若いうちから薄毛に悩む声を多く聞きます。まだ若いから、もう年だからと悩まず、薄毛で悩んだときが目安だと考え、専門家に頼っても良いのではないでしょうか。