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薄毛の原因は酒にあり!?アルコールが髪の毛に及ぼす悪影響

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お酒の飲み過ぎは薄毛の原因になります!なぜアルコールによって抜け毛が起きるのか詳しくまとめました。

なぜ、お酒が抜け毛や薄毛の原因になるのか?その理由

社会人になるとお酒を吞む機会って増えますよね。お酒はストレス発散やノミュニケーションと言われるお付き合い上でも必要な習慣。お酒が好きな人は家で呑む機会も多いのではないでしょうか。しかしこのお酒、もしかしたら薄毛の原因になっているかもしれません…。

まずはアルコールが体内でどのように分解されるのかを説明します。

  1. お酒を吞んでアルコールが体内に入る
  2. 胃と腸で吸収されたアルコールは血液に乗って肝臓へ
  3. 肝臓に届けられたアルコールは分解されてアセトアルデヒドという毒素に変化
  4. アセトアルデヒド分解酵素によって酢酸という無害な物質に変化
  5. 酢酸はやがて水と二酸化炭素に分解されて体外へ排出される

このアルコールの分解が行われている間、体内は大忙し!この時、身体は何よりもアルコールを分解することを優先します。髪に送られる栄養も全てアルコール分解に回されてしまいます。

薄毛の原因になっているのはアセトアルデヒドが酢酸に変化させる時です。この時、大量のビタミンとアミノ酸を消費します。アミノ酸は毛母細胞で髪を作り上げるために、とっても大事な栄養素であるタンパク質を含んでいるので、アミノ酸の不足は髪の毛には大ダメージ。これによって「成長期→後退期→休止期」というヘアサイクルが乱れて、成長期が早く終わってしまったり、休止期が長くなってしまう原因になります。

またお酒を吞み過ぎてしまうとアセトアルデヒドを分解しきれません。分解しきれなかったアセトアルデヒドは睡眠の質を下げるので、髪の成長に必要な成長ホルモンの分泌を妨げます。更にAGAの原因で代表的な男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」を増やします。

また、糖の問題もあります。飲酒による糖分の摂り過ぎは頭皮の脂を分泌させるので毛穴の詰まりの原因にもなります。

そして肝臓。肝臓を疲れさせると自律神経のバランスが崩れ、血液がドロドロになり血流が悪くなる、つまりここでも薄毛の原因を生み出してしまうことになります。

お酒はどれ位が適量か?

もちろん、お酒を吞むことがそのまま抜け毛に繋がってしまうのではありません!お酒を吞み過ぎることが、抜け毛の原因になるのです。では、1日にどのくらいの量であれば抜け毛を気にせずにお酒を楽しむことができるでしょうか。

お酒の種類 度数
ビール 5% 中瓶1本(500ml)
日本酒 15% 1合(180ml)
ウィスキーやブランデー 43% ダブル(60ml)
焼酎 35% 1合(180ml)
ワイン 12% 1杯(120ml)

 

意外と凄く少ないですよね。こんな量では呑み会に参加した時、どれだけチビリチビリと吞まなければいけないのでしょうか…。また適量というのはお酒を吞める体質の人を対象としているので、お酒に弱い人や顔がすぐに赤くなってしまう人にとっての適量はもっと少ないと言えます。

アセトアルデヒドの分解を助ける「酒のつまみ」を利用しよう!

適量は、非現実的な量だということが分かりました。そこで「足りないものは補えばいいじゃないか!」ということで、アセトアルデヒドの分解を助ける栄養素を含むものを、おつまみに食べるのも1つの手段です。

肝臓の働きを助けてくれる食べ物

  • タウリンを含む食べ物・・・タコ、イカ、牡蠣、ほたて
  • アラニンを含む食べ物・・・シジミ、アサリ、ハマグリ、カニ、海苔
  • 必須アミノ酸を含む食べ物・・・大豆、小麦、チーズ、昆布
  • セサミン・・・ごま

これらの食品をお酒と共に食べることでアセトアルデヒドの分解を助けます。とは言っても、これらを食べればどれだけ飲んでもいいという訳ではないので要注意。

また、おつまみが太る原因になるからと言って、すきっ腹に飲酒も良くないのでこちらも注意が必要です。

禁酒をすればハゲは治る?

結論から言うと禁酒をしてもハゲは治りません。というのも、抜け毛の直接の原因が飲酒だけだとは言えないからです。

もちろんお酒が好きでない人であれば禁酒も苦ではありませんが、好きな人が我慢をするのはストレスという点で逆効果になりかねません。

禁酒となれば、呑み会や結婚式二次会など、周りが楽しく飲んでいても見ていなければなりません。周りが盛り上がっているのに自分だけシラフ…。これは絶対ストレスになるに決まっています。薄毛の原因に「ストレス」がありますが、禁酒が原因でストレスが溜まることも充分にあり得ます。

お酒は適量さえ守れば肝臓の負担にはなりませんし、アルコールを呑むことで血行が良くなる効果もあるので、お酒を薄毛対策の味方に付けることだってできるんです。ハゲをどうにかしたいなら禁酒ではなく適量を守ること、アセトアルデヒドの分解を助ける食べ物を積極的に摂ることが大事です。

アルコールが髪の毛に及ぼす悪影響 まとめ

アルコールの呑み過ぎは肝臓にかなりの負担をかけ、アセトアルデヒド分解のために、髪の毛の成長に必要な栄養素を奪ってしまいます。それだけでなく睡眠の質を下げ、頭皮の毛穴に皮脂を詰まらせたリ、更には血液をドロドロにして血行を悪くしてしまうことが分かりました。

しかし適量のお酒は血行を良くするので、お酒自体が薄毛対策に悪いものだとは言いきれません。大事なことはべろべろになるまで吞まないこと!気持ち良い状態で、二日酔いにならないくらいの量でストップするようにしましょう。自己管理が必須です。

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