男性が薄毛になった場合、何科を受診した方がいいのか？また、病院ではなく、ＡＧＡクリニックを受診した場合はどうなのか？
気になったので調べてみました。
薄毛は皮膚科で治療してもらうことができる。
ケガをしたり病気になったりした時のように、薄毛に悩んでいるなら病院で診察を受けることができます。しかし、何科に行けばいいんだ？という疑問が沸きますよね。
ＡＧＡクリニックはもちろんですが、普通のクリニックでも治療が受けられるのは何科かというと…。
それは皮膚科です。
皮膚科でも抜け毛の治療や薬の処方を受けることができるんですよ。行き慣れた皮膚科がある場合や他の治療で皮膚科を訪れる際に、脱毛の治療内容や治療薬について聞いてみるのもいいですね。
男性型脱毛症は保険適用外、円形脱毛症は保険適用内
脱毛症の原因は男性型脱毛症以外にも様々な原因が考えられます。よく耳にする抜け毛の症状としては…
- びまん性脱毛症（女性男性型脱毛症）
- 円形脱毛症
- 脂漏性脱毛症
これ以外にも、原因や症状によって脱毛症の種類がたくさんあります。
今回例に挙げたこの中では、男性型脱毛症とびまん性脱毛症には保険が使えません。健康保険が使えるのは、円形脱毛症と脂漏性脱毛症のみです。
では、なぜこれらの治療には保険が使えるのに、男性型脱毛症とびまん性脱毛症には保険が効かないのでしょうか。
まず、男性型脱毛症は疾患として認められていないというのがポイントになります。
円形脱毛の場合は、アレルギーや自己免疫疾患の現れとして認められているので保険適用内なのです。
そして、脂漏性脱毛症は脱毛症の治療にではなく、脱毛の原因となっている脂漏性皮膚炎という疾患を治療することに対して保険が効いているんですね。
男性型脱毛症とびまん性脱毛症は、疾患としては認められていません。ですから、ＡＧＡ治療をすることは、美容外科で二重整形をするのと同じくくりにされてしまっているんです。
より良い見た目にするのではなく、ハゲる前の状態に戻したいだけなのに！しかし、ＡＧＡは保険適用外の自由診療。これが現実なんです。
ただし、皮膚科は薄毛治療に関してはあまり専門的ではない
ＡＧＡに保険が使えないのは置いといて、皮膚科で治療ができるという事が分かりました。しかし、またしても問題が・・・！保険適用外の高い治療費を払っても、皮膚科では改善しにくいんです。
皮膚科は本来、皮膚の疾患や病気を治療したりする場所です。育毛治療だけを行っているわけではないので、薄毛の原因を検査したり専門的な治療をしたりすることはありません。
ＡＧＡの治療をしに皮膚科に行っても、簡単な問診だけでプロペシアを処方されて帰宅するのがオチです。抜け毛の原因はなんだったの？プロペシアを飲めばそれでいいの？
しばらくプロペシアを飲んで様子を見ましょう。←コレが皮膚科の対応です。
もし薄毛の原因がＡＧＡじゃなかったら？保険適用外の治療にかかった費用は無意味なものとなり、薄毛は更に進行する可能性もあります。
つまり、治療の遠回りをして治療費だけがかさむという結果になることも。これらの事を考えると、ＡＧＡクリニックで薄毛原因を明確にし、的確な治療法の提案や数ある中から医師が選んだ治療薬を使う方が効果的な治療が受けられます。
住んでいる地域にＡＧＡクリニックがないなどの事情がないのであれば、専門のクリニックを選んだ方が失敗する確率は確実に少なくなります！
ＡＧＡ専門クリニックの受診の方が良い理由
ＡＧＡ専門クリニックはどんな場所か考えてみましょう。
ＡＧＡクリニックを訪れているのは？・・・ＡＧＡの悩みをもつ人達。
ＡＧＡクリニックで行われているのは？・・・発毛治療。
ＡＧＡクリニックにある医療機器は？・・・頭髪治療専門の機器
ＡＧＡクリニックの医師は？・・・様々なＡＧＡの症例を見てきている専門医師
という事は、ＡＧＡクリニックにいる専門医の方が、原因の追求、多くの治療法を確立しているということ。薄毛治療に効果があるのは皮膚科よりＡＧＡクリニックだと言えます。
更に、ＡＧＡクリニックでは
個別カウンセリングが受けられる
治療開始前に無料カウンセリングを行っている場合が多いので、医師との相性や治療方針などの不安点を解消してから安心して治療できる。また、生活習慣の改善アドバイス等も効くことができますよ。
遺伝子検査で薄毛の原因を突き止める
血液検査や遺伝子検査をして、薄毛の原因を付き止めてから治療します。結果によって人それぞれ適切な治療法を受けることができます。
ＡＧＡクリニックがどれだけ薄毛治療に特化しているのかが分かりますね。ＡＧＡクリニックに通う方が皮膚科で治療するよりも改善率が高いのも、これらの条件が揃っていますから。
まとめ
男性型脱毛症の場合は、皮膚科でもＡＧＡクリニックでも保険は適用外…。だったら、頭髪治療に特化したＡＧＡ専門クリニックで的確な治療を受けた方が効果的です。
それに、円形脱毛症や脂漏性脱毛症のように、何らかの疾患が原因でＡＧＡを引き起こしているとしたら医療費控除が受けられるかもしれません。
医師がどのように診断したのか、税務署の職員が適用を認めるかどうかは分かりません。しかし、高額の治療費や薬代がかかってしまった場合は、相談してみるのもいいですね。