間違った薄毛対策について分かるページ

増毛法で余計に抜け毛が増えてしまった。

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CMでよく見るからか、身近に感じる増毛法ですが、抜け毛の原因になります。薄毛になっている周辺の毛髪は既に弱っている可能性があり、この毛髪に髪を結び付けるなんて、負担にしかなりません。

自毛が伸びてくると結んだ人工毛も浮いてきます。浮いた結び目に指やブラシが引っかかり、髪を抜いてしまいます。どんなに慎重になっていても、気を使うのは最初だけ、段々慣れてくると触ったり引っ張ってみたり、したくなってしまうんですね。

なので、薄毛対策としては何の進歩もないどころかデメリットになってしまう増毛ですが、それでも気になるのはその見た目。増毛法の技術は日々進化していて見た目には全くわからない程だそうです。結婚式や同窓会、旅行など、もし短期間でも良いから増やしたい!という場合には画期的な方法かもしれません。あくまで一時的に、緊急時の方法です。

緊急対策としての【増毛法】

増毛法は大きく分けて3通りあり、今の頭髪の状態やなりたいスタイルによって選ぶことができます。

その1:結毛式増毛法

自分の髪の毛の根元に人工毛を結びつけて毛量を増やすタイプです。およそ1~2カ月に1回のメンテナンスが必要です。CMでよく見かけるのはこのタイプ。

結毛式増毛法のメリット

仕上がりが自然で丈夫、違和感なくいつも通りの生活ができる。

結毛式増毛法のデメリット

定期的なメンテナンスが必要。自毛が伸びると結んだ毛も一緒に浮いてくる。

その2:接着式増毛法

頭皮に人工毛の付いたシートを張り付けて、髪が生えているように見せる方法です。メンテナンスは1~2カ月に1回程度。

接着式増毛法のメリット

頭髪の生えていない箇所にもつけることができる。

接着式増毛法のデメリット

接着剤により、肌トラブルが起きることがある。生えている箇所には接着できない。

その3:編み込み増毛法

自分の髪の毛に土台を作り、その土台に人工毛を編み込んで髪の量を増やす方法です。こちらも、およそ1カ月に1回のメンテナンスが必要。

編み込み増毛法のメリット

仕上がりが自然で丈夫、いつも通りの生活ができる。

編み込み増毛法のデメリット

費用とメンテナンス頻度が高い。こちらも自毛が伸びると編み込んだ毛も浮いてくる。

主なサロンと商品名(技術名)

増毛サロン 技術名 内容
プロピア ヘアコンタクト 接着式増毛法
ミクロアップ 結毛式増毛法
クロスベイル 編み込み増毛法
アートネイチャー レクア 接着式増毛法
ミクロポイント増毛法 結毛式増毛法
マープ 結毛式増毛法
ヘアフォーライフ 接着式増毛法
4DM 結毛式増毛法
アデランス バイタルエクス ネオ 結毛式増毛法
アデランス・ピンポイントシリーズ 結毛式増毛法
ヘアパーフェクト レジェンド 接着式増毛法
アデランスゴールド 接着式増毛法
HP-1 編み込み増毛法
ヘアスキン 接着式増毛法
スヴェンソン スヴェンソン式増毛法 編み込み増毛法
マイへアプラス 結毛式増毛法

料金がホームページに提示されていることは稀です。増毛法の中では低価格な値段で受けられることで愛用者の多い結毛式増毛法は、だいたい1本50円だと言われています。人の髪の毛は約10万本生えていると言われているので、薄くなった分け目だけでも1000本は必要になります。

ということは…、1000×50=50000円。もっとボリュームを出したい!もっと高価な編み込みや接着式を利用したい!という場合、継続するには月々かなりのメンテナンス費用がかかることを覚悟しましょう。

増毛法のメリット

人工毛を使った増毛法のメリットを見てみましょう。

  • 無料体験であれば1時間半程度の時間で施術ができる
  • 一瞬でフサフサになった自分が見られる
  • 生活習慣などは変えることなく増毛できる
  • 好きなスポーツや旅行などでハゲを見せなくて良い
  • 自然に仕上げられる
  • 人毛と見た目が変わらない

「とにかく今直ぐ薄毛をなんとかしたい!」という場合、一気にフサフサになれる増毛法であれば目的を達成できそうです。技術の進歩により付けたままシャンプーができるものが殆どなので、デート、旅行、プールなど今まで消極的になっていたイベントにも積極的に参加できそうです。

【重要】増毛法のデメリット

何事もメリットと合わせてデメリットを知っておくことが大切です。

  • 薄い部分(弱っている毛)に人工毛を結びつけるので、梳かす時にクシがひっかかるなどしてより抜けてしまう
  • 地毛や頭皮に大なり小なり負担がかかる
  • 薄毛の根本的解決ができるわけではない
  • 一旦、増えたように見え満足することで薄毛対策に出遅れる※その間にも薄毛は進行している
  • 状態を保つには一生メンテナンスが必要
  • 料金が高い

別の手段である「かつら」と比較すると、増毛法は画期的な方法のように思えます。かつらは通気性の良い素材でできていても、頭にかぶせていることで蒸れたり皮膚に問題が起きたりします。その点、蒸れる心配も、外れる心配もない増毛法は魅力的ですが、
自分の髪や毛根への負担になっていることを忘れてはいけません。接着式も頭皮に直接貼り付けることで、頭皮のかぶれが心配。かゆみを引き起こし頭皮環境悪化に繋がる可能性があります。

結論:一瞬の緊急対策では良いが、お薦めはできない

増毛法は薄毛を改善するどころか助長するものであり、長期で利用するには毛髪や頭皮への負担、そして金銭的負担が心配です。

一時的な緊急対策としては魅力的ですが、施術後の「理想の自分」を見て、間違っても継続したくならないように気をつけましょう。

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