母方の祖父がハゲているから自分もハゲる可能性が高い!!今から対策したい!という人の為のページです。AGAは進行性の為、症状が出れば治療が必要です。若年化していると言われているAGA、今からできることはないか?について説明しています。
AGA予防に市販の育毛剤、育毛シャンプーを使う、ワカメを食べるってどう?
もしAGAの遺伝子を持っているとしたら、遅かれ早かれ薄毛が始まる可能性が高いです。ではまだハゲていない今のうちに、できることはあるのでしょうか。
市販の育毛剤を使う
市販の育毛剤には化粧品、医薬部外品、医薬品がありこの中にも養毛剤、育毛剤、発毛剤という種類があります。特に育毛剤は頭皮環境を整えて血行促進などの作用から、抜け毛予防や今ある髪を育てる効果があるのでAGA予防に良いと言えます。頭皮環境が悪化するとAGAの症状が早く出やすくなるそうです。
育毛シャンプーを使う
育毛シャンプーはその名の通り、育毛用なので薄毛予防には効果的です。シリコンや界面活性剤といった洗浄力の強い成分は使われていないことが多く、アミノ酸系や石鹸系の頭皮に優しい成分で作られています。
ワカメを食べる
昔の人はよく「髪の毛のためにワカメを食べなさい」なんて言っていました。嘘ではありませんがAGA予防と呼ぶには頼りないです。ワカメのヌメリ成分はムコ多糖類が豊富です。一時期話題になった栄養素ですが、ムコ多糖類は保水性や弾力性を高め、コンドロイチンは髪に光沢をもたらします。また、亜鉛や銅やヨードなど育毛に必要なミネラル類が豊富で、ホルモン機能など体の生理機能を整えてくれる栄養素なのです。凄く育毛に貢献してくれそうですが、食品は一旦体内に取り込まれると分解され、その栄養素は全身に使われます。頭皮や毛髪に直接働きかけるものではありません。特に毛髪は、生きていく上で必要不可欠な機能ではないので、栄養を補給する優先順位としては低いのです。
結論!
AGA予防のために育毛剤や育毛シャンプーを使うことは、毛髪を健やかに育てるために有効な成分を頭皮から吸収し、頭皮環境を整えることができる為、有効な対策方法だと言えます。もちろん食事、ストレス解消など内側からのケアも併せて行う必要があります。
食事では、髪に良いと言われるワカメだけを食べるのではなく、髪の生成に必要なたんぱく質や亜鉛、コラーゲン、血行促進作用のあるカプサイシンや女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンなどの育毛に良い栄養素を含め、全体的にバランスの良い食事を心がけることが大切です。
AGA予防にリアップ、プロペシアは有効?
AGA対策について調べていると「リアップ」や「プロペシア」といった医薬品の情報があふれています。効果を実感している人が多く、医学的にも臨床試験などから国が効果を認めている薬なので信頼できる育毛薬だと言えるでしょう。
しかしこれらの薬はAGAの「治療薬」。症状が全く出ていない状態で、AGA予防、現状維持するだけの目的で使うには不安があります。
理由1・・・副作用が心配
リアップはミノキシジルという育毛成分が含まれています。このミノキシジルは血圧降下剤として使われていた成分で、初期脱毛や頭皮のかゆみ、血圧低下など副作用のリスクがあります。プロペシアはフィナステリドが主成分。元々は前立腺肥大の治療薬でした。副作用として性機能障害や頻尿などがあります。
理由2・・費用面で負担になる
リアップは販売している場所によって価格が前後しますが、大体7,000円から8,000円。プロペシアは100錠3,000円程度なので両方使うと年間で10万を超える費用がかかります。
結論!!
日本で発毛効果が認められている「リアップ」や「プロペシア」はとても効果的です。しかしまだAGAの症状が出ていないのであれば、頭皮環境の改善や生活習慣の見直しなど、できることはたくさんあります。今から強い副作用のある薬を使い続けることができるのか?先々の事を視野に入れ考えてみる必要があります。
自分にAGAのリスクはあるの?まずはお医者さんに相談だ!
「最近抜け毛が気になる」「薄くなってきた気がする」という場合は、その原因がAGAか?生活環境や食事で改善できる可能性があるのか?を知る必要があります。
夏から秋にかけて抜け毛は、びっくりするくらい増えます。抗生物質などの薬で一時的に抜けることもあります。抜け毛が急に増えた、というだけではAGAかどうかの判断はできません。
AGAの原因がDHTの場合、遺伝的な要素が強い為自力で抜け毛を抑えるのは難しいです。まだ大丈夫と思っていても、自分自身で気がつく頃には既に40%は減っていると言われています。自分では見えない頭頂部分から脱毛が始まっているかもしれません。
怪しいなと感じるのであれば、予防の為にも、AGAのリスクがあるかどうか?をまず検査ではっきりさせることがお薦めです。
生活を整えることはAGA予防に有効です!
AGAの遺伝子を持っていても発症が早い人と遅い人がいます。DHTはAGAの「主な原因」なのであって、他にも原因因子は幾つか存在します。発症が早いか遅いかには生活習慣も大きく関係しているそうです。
- 髪を汚れたままにせず、頭皮を清潔に保つ
- 洗浄力の強いラウリル硫酸や界面活性剤配合のシャンプーで洗わない
- 洗髪後は髪をしっかりと乾かす
- 力任せや爪を立てた頭皮にダメージを与えるマッサージはしない
- ストレスは感じても溜めずに発散やあ解消を心がける
- 適度な運動で血行を良くする
- タバコや過度の飲酒はしない
- 睡眠をしっかりとる
- 帽子などで紫外線から守る
- インスタント類は避けてバランスのとれた食事を心がける
とあるAGA専門クリニックの医師が「 タバコも止めないのに、薄毛を改善したいなんて無理な話だ 」というようなことを言っていました。・・・ごもっともです・・・。耳が痛くなる人、いるんじゃないでしょうか。
AGAの予防ガイド - AGAは予防できるのか? まとめ
自分は将来ハゲるかもしれない!と不安になったら、まずは遺伝子検査を受けましょう。このサイトでは「 遺伝子検査、遺伝子検査、」と言っていますが、AGAのリスクがあることを知るのが一番早いと思っています。
ハゲるか?ハゲないか?不安でいること自体もストレスになり頭皮には良くありません。遺伝子は一生変わることがないのでいつ受けても同じ結果が出ます。早めに知っておくことで、予防策や今後の治療計画が立てられます。
自己判断で治療薬などに手を出してしまうのは、副作用の面でもとっても危険です。AGAの治療ではなく予防をしたいのであれば、遺伝子検査と生活習慣の見直しが最初の一歩となります。