薄毛の原因になる食べ物。なぜこれが悪いのか、ちゃんと理由を知ってください。

投稿日:

豊富な飲食店、コンビニ、スナック、加工食品など、食事に困らない便利な現代で、ひとつだけ問題だと思う事があります。それは薄毛の原因になる食品があることです。

健康やアンチエイジングを意識している人であれば既に周知の事実かもしれませんが、「薄毛の原因になる食べ物」を知らずに食べている人も多く、好物である場合もあります。それらを絶対に食べてはダメ!とまでは言いませんが、何で良くないのか?は知ってはおくべきです。

ここでは具体的な食品例を上げて、なんで薄毛の原因になるかもしれないのかを説明します。

薄毛を進行させないために、避けたい食べ物

好んで食べているものが、知らぬ間に薄毛を進行させている要因かもしれない!

特に以下のような食べ物には注意が必要。

糖質・高GI食品摂りすぎ!

  • ラーメン × 餃子、ラーメン × チャーハンの組み合わせ
  • 牛丼大盛り
  • カレーライス(白米、じゃがいも、小麦粉)
  • うどん、パスタ
  • 蕎麦

AGEで老化を促進!

  • ハンバーガーとフライドポテトのセット
  • 唐揚げ
  • フィッシュアンドチップス
  • シチュー
  • 野菜炒め(!?)

加工食品の食べ合わせは安全確認が未だ!

  • 明太子
  • レトルト食品
  • ソーセージ
  • マヨネーズ
  • 清涼飲料水
  • インスタント食品(カップラーメンなど)

これらの問題点は先ず糖質に偏っていること。そして油で調理することで起こるAGEの問題があります。

「糖化」の何が怖いのか、次から詳しく見ていきます。

糖質に偏った食事の問題点

炭水化物中心のがっつりメニュー!お腹がすいたときに食べたくなる食べ物の代表格です。しかし栄養が糖質に偏った食生活は以下のような問題があると言われています。

糖化、AGEの増加

糖質に偏った食事は、様々な問題を招く糖化の原因になります。糖化とは、たんぱく質と糖が結びついてたんぱく質が劣化する現象のことです。この現象によって変化したたんぱく質をAGEと呼び、身体中に悪玉物質として蓄積されていきます。

AGEは、薄毛の原因になる「血行不良」を起こし、十分な栄養と水分が得られなくなります。これによって抜け毛が増え、髪のハリやコシが減るなどの薄毛を招く影響が出ると言われているのです。

血糖値を一気に上げる

血糖値を一気に上げてしまう食品のことを「高GI食品」と呼びます。炭水化物やジャガイモ、かぼちゃ、ニンジンなどの野菜、練乳などの乳製品が高GI食品に含まれます。血糖値が一気に上がって高血圧になってしまうと、血中の糖を分解する働きが間に合わなくなってしまいます。

糖の処理が間に合わない身体は高血糖状態になってしまうことがあり、血液がドロドロに。髪に必要な栄養は血液によって毛母細胞に運ばれるので、この状態では健康な髪の毛が育ちにくくなってしまうのです。

栄養が足りない

人の身体はタンパク質46%、脂質43%、ミネラル11%、糖質1%でできています。しかし、実際に食事から摂っている平均的割合は糖質68%、タンパク質16%、脂質11%、ミネラル5%。たんぱく質とミネラルが基本的に不足してバランスが悪いということが分かりますね。

人の体を組成するバランスに食事を合わせることも大切です。

揚げる、焼くの調理法の問題点

子供にも人気のある、揚げたり焼いたりした食べ物。お酒のお供にもピッタリで、ついつい食べ過ぎてしまう事も…。しかし、揚げる、焼くの調理法はこれらの問題点が挙げられます。

老化の原因になる

揚げる、焼くの調理法は、糖化で発生するAGEを体に蓄積させます。身体中に悪玉物質として蓄積され劣化したタンパク質は老化促進の原因になります。皮膚や血管が老化するだけでなく、毛母細胞の働きもダメージを受けて低下することで抜け毛や薄毛、白髪の原因にもなります。

特にAGEの中でも最凶なアクリルアミド(発がん性物質)を含んでいるのが、フライドポテトだけでなく、野菜炒めやシチューなど調理の過程で高温で炒めている料理。煮たり茹でたりする和食中心の食事が安全なんだそうです。

酸化した油の問題点

揚げ物をした後の油を次回の調理に保存しておくという家庭もあるかと思いますが、酸化した油は癌、下痢など様々な健康被害の原因になりえます。揚げ物は常に新しい油を使い、酸化した古い油に新しい油をつぎ足す行為はやめましょう。胃もたれや胸焼け、消化不良の原因にもなります。

加工食品の食品添加物の問題点

「薄毛を進行させないために、避けたい食べ物」であげた食品以外にも、ガムや飴、野菜ジュース、インスタント食品など、一見身体に良い印象すらある食品も加工食品の仲間です。これら加工食品には食品添加物が含まれており、どのような影響が懸念されるのかを紹介します。

複数の食品添加物を組み合わせて食べている

加工食品に含まれる食品添加物ひとつひとつは、健康に害のない物だと国に認可されています。しかし食品には複数の添加物が含まれており、一回で複数の添加物を食べることや、食べ合わせて害になるものについての研究は行われていません。

実際に組み合わせて害があるものに変化することが分かっている添加物も存在します。

特に害があるもの、心配なもの

明太子などに含まれる亜硝酸ナトリウム

亜硝酸ナトリウムから生成されるニトロソアミンを長期間摂取すると、腎臓がんや肝臓がんを高い確率で発症してしまうとされています。

清涼飲料水

イギリスやアメリカなどでベンゼンの反応があったという事件があり、自主回収が行われるという事態がありました。清涼飲料水に使われる保存料の安息香酸が、発がん性物質であるベンゼンに変化する可能性があることから、日本でも分析が実施され、31製品中1製品に基準値を超える量のベンゼンが検出されました。

参照:http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/07/h0728-4.html

ショートニング、マーガリン

アメリカでは2018年までにマーガリンの一切の使用や販売を禁止する運びになっています。また、ヨーロッパ諸国やオランダでは既に販売禁止に指定されている食品です。その理由はショートニングやマーガリンに含まれているトランス脂肪酸。食べるプラスチックと呼ばれ、ゴキブリなどの虫すら寄り付かないほど危険な食べ物だと言われています。

トランス脂肪酸を摂取し続けた時の健康被害の傾向として、動脈硬化、癌、心疾患、アレルギー、うつ病、コレステロール異常、アトピーなどがあります。

日本のスナックやファーストフードでは未だ頻繁に使用されており、ショートニングが調味料としても売られています。日本では規制がされていない以上、自主的にこれらを口にしないよう気を配るしかありません。

薄毛の原因になる食べ物 まとめ

私たちの身近には、こんなにも健康や髪に良くない食品が溢れています。もちろんこれらが一方的に悪者というわけではなく「忙しい時には手軽に食べ物が手に入る」という恩恵もあります。

しかし、選べるなら選びたい。全てを避けるのは難しいです。これらが好物出会った場合、断つというのはストレスであり、ストレスは薄毛の原因になります。

なので全てを絶つのではなく、まずは危険性を知って意識して食べること、食べる機会を減らすことが大事です。

  • B!