ハゲを予防するのであれば、市販の育毛剤でも十分出来ます。しかし、育毛剤を使うことよりも気をつけなければならないポイントがあったんです。その理由を詳しく書きました。
ハゲ予防はお早めに!育毛剤だけでも十分予防は可能
育毛剤を使用して抜け毛対策を始めるきっかけはいつが良いと思いますか?
- 抜け毛が気になってきたとき
- 頭皮が見えてきた薄毛の状態のとき
- 薄毛が進行してハゲになったとき
答えは1.の抜け毛が気になってきたときです!
この段階からハゲ予防や抜け毛対策を始めることで、髪の状態をキープすることができます。程度が軽いうちは、市販の育毛剤などで進行を防ぐ方法でも十分予防することができますよ。
しかし、進行してしまったらAGA薬やAGAクリニックで行わなければなりません。AGAクリニックは保険適用外なので、AGA薬の処方にも費用がかかります。抜けてしまった髪の毛を生やすのは並大抵のことではないのです。
市販の育毛剤の選び方
育毛剤を購入数する際、ドラッグストアや通販ショッピングなど色んな商品が並んでいますよね。価格も1,000円以下の物から10,000円近くするものまであります。そこで、市販の育毛剤を選ぶ際に気をつけて欲しいポイントをいくつか紹介します。
配合成分
比較的安い価格で売られている育毛剤には、有効成分の方が少なく濃度も薄いという傾向にあります。どんな成分が有効成分としてどのくらいの濃度で入っているのかを見ましょう。
添加物の有無
シリコンや石油系の界面活性剤、香料、着色料など、市販の安い育毛剤には、髪に良くない添加物が多く含まれている事が多々あります。
返金保証
通販で購入できる育毛剤には返金保証が付いている事があります。使いかけでも合わない場合には購入金額が返ってくるのでおすすめ。
しかし、育毛剤だけでは髪の毛は生えてきません。育毛剤のちからを100%引き出すために、生活習慣の改善も必要です。一人暮らしなどでアルコールをたくさん吞んだり、脂っこい食事ばかりを食べたりして生活リズムが乱れている人は要注意。
シャンプーにも薄毛の原因が!正しい方法とは
なにげなく髪を洗うシャンプーという習慣が、薄毛の原因になっていることがあります。ここで正しいシャンプーとの付き合い方を確認しましょう。
1.洗う頻度
必ず毎日シャンプーしましょう。洗った時の抜け毛を見るのが怖くて、数日おきにシャンプー!なんて人もいるようですが逆効果です。育毛剤を使う時も、清潔な頭皮でないと効果を発揮しませんよ。
2.洗い方
ぬるいかなと思うくらいのお湯で洗います。まずはお湯だけで頭全体を軽く流してプレシャンします。次に、手で適量(短髪なら半プッシュ)のシャンプーを泡立ててから襟足に付けて髪全体をシャンプーします。ここで、絶対に原液を頭頂部に付けないようにしてください。
シャンプーする時は、爪を立てずに指の腹を優しく当ててマッサージするようにしましょう。そしてすすぎは念入りに。トリートメントは地肌に付けずに毛先に付ければOKです。根元の毛は傷んでいないのでトリートメントは必要ないんですよ。
髪の毛を拭くときも、タオルでゴシゴシせずにポンポンと優しく水気を吸い取るようにしてふき取ります。髪は濡れたままにせず、寝る前に必ず乾かします。
3.使ってはいけない配合成分
界面活性剤…泡立ちは良いけれど洗浄力が強すぎるため。
ラウレス硫酸やラウリル硫酸系…洗浄力が強すぎて必要な脂も失ってしまいます。
パラペン…皮膚疾患が現れる可能性があります。
ハゲや抜け毛を進行させる悪しき生活習慣
はげの原因は頭皮環境の問題だけではありません。抜け毛の原因は、ストレスや栄養不足にもあるので、生活環境や栄養バランスなどを改善する必要があります。では、具体的にどんなことがハゲを進行させてしまう原因になるのでしょうか。
たばこ
タバコに含まれるニコチンが、血行を悪化させ毛根に栄養が行き届かないため。
寝不足
身体を生成するために必要な成長ホルモンが、寝不足によって妨げられてしまうため。
偏食
健康な髪の毛を作るために必要なビタミンやたんぱく質、ミネラルがバランスよく摂れていない。
ストレス
ストレスによって自律神経のバランスが崩れ、血行不良や皮脂の過剰分泌が頭皮環境を悪化させるため。
遺伝要因は薄毛の一つの理由に過ぎず、これらの悪習慣の積み重ねによることが大きいんですよ。
予防でなく改善を望むなら、少々高くてもAGAクリニックが良い
もし、あなたの毛髪が既に薄くなってしまっている場合、市販の育毛剤よりも信頼度の高いクリニックへ行った方が良いでしょう。なぜなら、ハゲになってしまったのか原因が特定でき、人それぞれの適切な治療法を提案してもらえるからです。
治療費は市販薬よりも高めになりますが、効果を実感できる可能性が高く、最も失敗しないハゲ治療の手段です!自分に合う育毛剤をあれこれ試して失敗を繰り返すよりも、クリニックで的確な治療を受けた方が結果的に安く済むことも良くあります。
まとめ
薄毛の初期段階であれば、生活習慣、シャンプー、育毛剤でなんとかなることもありますが、改善しない場合や、既にハゲが進行している場合は、早めにAGAクリニックへ行きましょう。
効果的なAGA薬には副作用が強い事も多いので、できれば抜け毛が気になってきた時期(ハゲる前)から予防しておくことをオススメします。
まだ大丈夫だから何もしない!ではなくて、まだ大丈夫だからこそ予防!が重要なんです。