女性がムダ毛を剃ると毛が濃くなる!と言うが、ということはスキンヘッドにしたら髪の毛が濃くなるのか?という疑問にお答えします。
答え:スキンヘッドにしても髪は濃くならない
スキンヘッドにしたからと言って、AGAが原因の薄毛はハゲの進行を止めることができません。
逆に、より毛根が退化する可能性があるそうです。
スキンヘッドの人の頭皮を見てみると毛穴が閉じ、頭皮が引っ張られていたり、毛根が萎縮している人が多いそうです。これでは髪の毛が生えなくなる恐れがあります。
またスキンヘッドにしても薄毛は目立ちます。僅かに生えてきている毛髪もそうですが、明らかに発毛する部分と薄毛の部分では皮膚の柔らかさ等が異なります。薄毛をごまかす対策にもならないようです。
スキンヘッドの弊害
薄毛は命にかかわる症状でないからという理由で保険治療の対象外ですが、実際に健康に全く影響していないかというと疑問があります。
体温が奪われやすく血行が悪くなる
人の体の中で、頭皮と首が一番熱を放出していると言われています。
血管も多く血流も多い為、この部分が冷えると全身が冷えやすくなります。
寒い冬はニット帽やマフラーで頭と首を守ると凍えない為、極寒地に行く時は必ず準備しますが、都心でも寒い冬は頭の防寒が必要だと感じます。髪の毛が密集していると温かいですが、毛髪での保温ができない薄毛の人の場合は、より頭の保温をしっかりして、体温を奪われないようにする必要があります。
紫外線から頭皮を守れない
毛髪は頭皮を紫外線から守る役割があります。
紫外線は、カラーリング液やパーマ液など刺激の強い薬剤よりも、悪影響が大きいと言われています。直接紫外線にさらされると、毛根までもダメージを受け、毛髪の成長や発毛に影響が起こります。
抜け毛やハゲの原因になるので、紫外線から頭皮を守る為、スキンヘッドの場合は帽子などで紫外線を防がなくてはなりません。
スキンヘッドにしてからもハゲは進行するか まとめ
スキンヘッドは1つの個性、オシャレ目的であることもありますが、薄毛改善や予防としてはお勧めできません。
表面上で対策しても、薄毛の原因を解消しなくては何も改善できません。
AGAであれば治療を、生活習慣が原因であればその改善を。正しく対処してこそ結果が出るものです。