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薄毛が気になる…抜け毛が増えた!と感じたなら、まずシャンプーの見直しを!

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シャンプー時、排水口を見て初めて抜け毛の多さに気が付く人が多いようです。

薄毛や抜け毛の原因は複数ありますが、使っているシャンプーの成分や、シャンプー方法が原因になることは必ずあります。

ここではどんなシャンプーが薄毛や抜け毛の原因になるのか、間違ったシャンプー法を日頃していないか?について解説します。

抜け毛の原因になるシャンプーがあります。成分表をチェック!

シャンプー容器の裏面に書かれている成分表を見たことがありますか?

しっかりとチェックすることで、うたい文句に惑わされず、シャンプーの効果を判断することができます。

成分表示にラウレル硫酸、ラウレス硫酸、スルホン酸などの記載があった場合には育毛対策としてはおすすめできません!

上記成分は石油系合成界面活性剤と呼ばれます。洗浄力が強く、必要な皮脂までごっそりと取り除きます。頭皮の皮脂には水分の蒸発を防いだり、外部の刺激から守ったりするバリア機能としての働きがあります。

これがなくなっては大変なので、どんどん皮脂腺が発達し、皮脂を分泌します。すると、当然脂っぽくなりベタベタしたりニオイが出てきたりするので、1日に何度も洗髪をするかもしれません。

しかし、原因は必要な皮脂を落とし、乾燥させてしまったことです。

皮脂をさらに根こそぎ落とすことで、皮脂腺がより一層発達し、脂を過剰に分泌し続けるといった負のスパイラルに陥ります。

毛根にもダメージが及び、髪の成長に使われるべき栄養分がきちんと行き渡らない可能性も出てきます。

また、シャンプーに含まれる防腐剤が皮膚常在菌を殺し、悪玉菌が優勢となります。

皮膚常在菌が食べてくれていた余分な皮脂や汗が分解されなくなり、頭皮環境が悪化します。

この状態がひどくなると炎症や感染症を引き起こす原因ともなります。

間違った頭皮ケアをしていないか?

頭皮には毛細血管が通っていて、栄養やホルモンなど髪の毛の成長に必要な物質を供給する役目があります。

これが詰まってしまうと髪の成長が阻害されます。薄毛の人の場合、通常よりも毛細血管が減っているといわれています。そのため、頭皮マッサージを行い血行改善することが大切になります。

しかし、毛細血管はちょっと力を入れてマッサージをするだけでもダメージを受けやすいです。すると血流の流れが滞ってしまいます。供給される栄養分が減ってしまっては、本末転倒ですよね。

気持ち良いからといって力を入れてマッサージをすることは避けましょう。

本当に軽く、指の腹で優しく揉む程度で十分です。

また、頭皮にはマラセチア菌というカビが常在しています。普通は誰でも保持しており、通常の量であれば問題はありません。

しかし湿った状態が続くことで、大量に発生する可能性があります。痒みやニオイの原因となるので、長時間濡れた状態で放置しておくことは、頭皮環境悪化に繋がるので注意が必要です。

正常な抜け毛の本数と、抜け毛のサイクル

髪の毛にも寿命があります。男性の場合は3~5年女性は4~6年です。

髪の一生はヘアサイクルといわれ、3つの時期に分類されます。

(1)成長期……約3~6年の間は毛母細胞分裂が行われ成長を続けます。全体の約90%がこの状態なので、髪の毛が伸びていく実感があります。

(2)退行期……約2~3週間の間で毛母細胞分裂が衰え、髪の毛の成長もなくなっていきます。髪の毛を黒く見せているメラニン色素の活動も弱まります。全体の約5~10%がこの状態です。

(3)休止期……約3カ月の間で毛母細胞分裂が完全に止まり、髪の毛の成長も止まります。下から新しく生えてくる毛に押し上げられ、抜けていきます。全体の約5~10%がこの状態です。

頭髪にある約10万本のうち、毎日50~100本は抜けていきます。これは正常値なので何の問題もありません。シャンプー時には30~40本抜けることもあります。

また、毛根の先が丸く膨らんでいる場合は自然脱毛なので問題ありませんが、不自然な形である場合は頭皮に問題がある可能性が高いですので、定期的に抜け毛をチェックしましょう。

シャンプーで抜け毛予防が期待できる成分やシャンプーの選び方

市販シャンプーには洗浄成分として界面活性剤が含まれています。

頭皮環境を整える視点でみていくと、値段と効果にはある程度の比例関係があります。

石油系合成界面活性剤は原価がとても安く、商品の値段を抑えることができます。しかし洗浄力が強すぎるため、必要な皮脂までも根こそぎ取り除いてしまうことで、皮脂の過剰分泌や頭皮環境の悪化が懸念されます。

アミノ系界面活性剤シャンプーは必要な皮脂を取りすぎず、バランスの良い頭皮環境改善が期待できます。しかし、石油系と比較をするとどうしても値段が高くなります。

また、安全性が高いものとしては自然由来の界面活性剤があります。表示名は、カゼイン、レシチン、サポニンなどとされています。カゼインは牛乳、レシチンは卵や大豆、サポニンはお茶やヘチマに含まれているものです。

シャンプーが原因でない抜け毛の場合

抜け毛の原因はシャンプーだけではありません。

生活習慣が乱れ、栄養バランスが偏ることで、髪の毛の成長に必要な成分が行き渡りません。

喫煙によって全身の血管が収縮し、髪の毛に必要な栄養が届かないこともあります。

皮膚炎、ヘルメットや帽子の長時間の着用で蒸れ、細菌繁殖、締め付けによる血行不良が頭皮環境悪化を引き起こすおそれもあります。

また、AGA (男性型脱毛症)、マッサージなどで強く引っ張ることでの毛細血管破壊、抗生物質が細胞分裂を阻害することなどもあります。

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