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20代男性に起こりがちな抜け毛の原因と対策

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まだまだ薄毛になるのは早いと思っていたけど、増えた抜け毛。抜け毛・薄毛は20代男性でも意外と悩んでいる人が多いのが現状です。20代の抜け毛、その主な原因と対策について紹介します。

若い男性の抜け毛<原因>

20代なのに抜け毛が多くなることは、年齢を重ねてからの薄毛とはまた違った不安があります。周りにもなかなか相談できないことも多いかと思います。一体その原因は何なのかみてみましょう。

 ストレス

20代では学校を卒業して社会に出たり、転居があったり、失恋をしたりと様々な変化が一気に起こりやすい時期です。そのため知らず知らずのうちにストレスをためこんでしまっているなんてこともあります。

なぜ、ストレスが抜け毛に繋がるのか?

ストレスは自律神経の乱れを引き起こします。自律神経とは交感神経と副交感神経の総称であり、緊張しているときには交感神経が、リラックスした気分のときには副交感神経が優位になります。

通常であればその両方が適度に入れ替わりバランスを保つことができるのですが、過度なストレスが長い間続くと交感神経だけが働き、うまく副交感神経への切り替えができなくなってしまいます。

すると血管が収縮し全体の血流が悪くなるなどの弊害が出てきます。髪の毛に必要な栄養分は血液にのって頭皮の毛細血管に届けられるため、血流が悪くなると栄養が届かなくなってしまい結果的に髪の毛の成長が阻害される可能性が出てくるのです。

生活習慣

髪の毛を作り健康に育てるための栄養素がどこから生まれるのか?というと身体の中に取り入れた食べ物からです。摂取する栄養素が偏ってしまうと、髪の毛に必要な栄養素が不足することになり抜け毛の原因となってしまいます。しっかりとバランスのとれた食事を心がけ、おやつやジャンクフードはたまに食べる程度にしておきましょう。

睡眠不足

人の身体からは成長ホルモンが分泌され、髪の毛が成長が成長します。これは睡眠直後から3時間に渡って分泌されますが、その時間帯に熟睡できずに浅い眠りであったり寝たり起きたりを繰り返していると、成長ホルモンがうまく分泌されず髪の毛が成長が滞る可能性があります。

普段から規則正しい生活を意識して、夜寝る前には軽い運動をしたり温かい飲み物を飲むなどしてリラックスして睡眠に入れる習慣を作ると良いですよ。

また、寝酒は寝付きが良くなる気がしますが、酔いが覚めるタイミングで眠りから冷めてしまうのでお薦めできません。飲み会や宴会での深酒もあまりしないほうが良いですね。

カラーリング、パーマ

カラーリングやパーマに使用される薬剤は頭皮や髪の毛に強いストレスを与えます。頭皮の細胞が傷つくことで毛根からの正常な髪の毛の成長が阻害され、結果的に薄毛に繋がることもあります。

20代は色んな髪型をしてみたい年頃でもあるので、どうしてもカラーやパーマが必要な場合には美容師さんに相談をしてみると、地肌から1㎝は薬剤を塗らないなどの対応をしてくれますので頼んでみましょう。

シャンプー

近年では数えきれないほどのシャンプーが販売されていますが質も値段もピンきりです。基本的に安いシャンプーは原材料も安いものを使っていることが多いです。特に石油系界面活性剤が入っているシャンプーは、頭皮に必要な脂質もごっそりと取り除いてしまい頭皮環境が悪化する原因にもなります。

また、カラスの行水のごとくシャンプーを手早く終える方も多いですが、それではシャンプー剤が頭皮に残ってしまいますし、そもそもしっかりと汚れを落としきれていないため、頭皮の状態が悪くなっていくばかりです。マッサージをするようなつもりでゆっくりと髪の毛を洗い、シャワーですすぐ時にはそのシャンプーをする時間の2倍かけてしっかり流しましょう。

AGA発症も若年化している

近年、20代でのAGA発症率は増加傾向にあり、AGAスキンクリニックによるとAGA患者人口約1260万人のうち20代発症率は6%と言われています。これは全国で75万6千人と決して少なくはない数字です。

この背景には食生活の変化があるも言われています。食事が欧米化し栄養に偏りが生じやすくなっていること、ファーストフードやスナックなど手軽に食べられる食品が増えたことが大きな要因です。生活スタイルの多様化によって身体のリズムがくずれやすいこともあります。

こんな症状なら円形脱毛症

円形脱毛症という名前を一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。ストレスで10円ハゲができるというイメージが強いかもしれませんね。しかし、実はもっと深刻な症状となることもあるそうです。

主な症状は、ある日いきなり頭皮の一部分がハゲてしまいます。単発性の場合その大きさは一円玉から五百円玉程度が一般的です。また、ハゲてしまったすぐ周りの毛を指で引っ張ると、あまり力を入れなくとも簡単にスっと抜けてしまうことも珍しくありません。

近年の研究では、従来考えられていたストレスは直接的な原因ではなく引き金の一つとなりうる要因であるとされています。その奥には自律神経や免疫系の病気が隠されている可能性もあるそうです。

軽いものであれば数度の通院や、規則正しい生活を送るように意識をしていくことで治すことができます。しかし円形脱毛症は再発したり、複数のハゲができる多発型などに進行する可能性も高いため、できる限り早めに皮膚科で診断を受けることが大切です。

もし、AGAであれば…

20代のうちからAGA治療をすることに対して心理的な抵抗があるかもしれませんが、実はAGA治療は早い段階で治療をすることでより改善効果が高まるとされています。ヘアサイクルが活発で成長ホルモンも多く出ている時期であれば、それだけ早く効果の実感が出やすいです。

AGAなのかどうかわからない場合には専門クリニックで検査だけでも受けることが可能です。勇気が必要かもしれませんが、クリニックには予防で相談に行ける体制が整っているところも増えています。20代の人も珍しくないので気にする必要はありません。早めに手を打つことで今後の選択肢も増えるはずです。

AGA治療を行うにしても、規則正しい生活習慣は前提条件です。治療だけすれば良いというものではありません。健康という土台が揺らいだ状態ではなかなか効果も出にくい可能性があります。生活習慣をもう一度見直してみましょう。

20代男性に起こりがちな抜け毛の原因と対策 まとめ

20代での薄毛の悩みは他の年代とは違った深刻さも出てくるかとは思いますが、そのままにしておくと余計に悩みが増してしまいます。まずは正確な原因と向き合ってみることで案外有効な手段があらわれてくるものです。早く効果も出やすい年代なので後回しにせず、積極的に動いてみてはいかがでしょうか!

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