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検査で「自分はAGAなのか?」を知ろう

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なぜ検査が必要なのか?

A(答え):AGAなのか?そうではないのか?で薄毛の対処法が変わってくるからです。

AGAの検査と言えば「遺伝子検査」

遺伝子検査は最近流行っているように思います。(電車でもよく広告を見かけます。)

遺伝子検査のメリットは大きいと個人的には思っています。

  • 病気などのリスクが発病前に分かる。
  • 検査結果を治療に応用できれば自分に合った医療や薬の処方が受けられる。
  • 肥満の原因やリスクも遺伝子で分かる。

上記のようなメリットがあるため、例えば「肺がんのリスクがあると分かったから、発病要因であるタバコを止め、空気の綺麗な場所に住むことにした。」という選択が病気になる前にできるのです。遺伝子検査は今後、より一般的になってくるのではないでしょうか。

以前は「DNA鑑定で親子かどうかを判断する」という仰々しいものでしたが、検査自体、難しいわけではありません。唾液の採取だけで簡単に分かるというとても気軽なものです。

薄毛対策で、まず遺伝子検査をするメリット

これ以上薄くならない為には、自分がどんなタイプで、どんな原因で薄くなってしまったのかを正確に把握し、適切な対策をすることが重要です。

間違った対策(例えば、とりあえず個人輸入で買ったプロペシアを飲んでみる)では最悪、今以上にハゲ散らかす可能性すらあります。

メリットその①:AGAの遺伝子検査で「男性ホルモン受容体の強弱」がわかる。

これは脱毛シグナル(抜け毛の原因)が発せられやすいか?という重要な指標です。

男性ホルモン受容体とは、男性ホルモンを受け取る「受け皿」のことで、男性ホルモン(DHT)を受け取る力が強いか弱いか、別の言い方をすると、男性ホルモン受容体がDHTと結合しやすいか、しにくいかです。(感受性の強弱とも言います)

男性ホルモンが多いか少ないかではなく、「受け取りやすいか」「結合しやすいか」が分かります。

男性ホルモン受容体がDHTと結合すると脱毛シグナルが発せられ、成長途中の毛髪が脱毛し、薄毛になると言われています。(これがAGAです)

DHTとは

ジヒドロテストステロンの略で、男性ホルモンであるテストステロンが毛根で5α-還元酵素(5αリダクターゼ)の作用により変化したものです。

DHTとは

メリットその②:遺伝子検査でAGA治療薬「プロペシア」が効くか?効かないか?が分かる。

薄毛の治療薬として有名な「プロペシア」ですが、これを飲めば全ての人の「脱毛」が治まるのか、と言われたらNOです。

プロペシアの成分であるフィナステリドの作用は、DHTの発生をブロックすること。薄毛の原因がDHTによるものである場合に限り、フィナステリドの効果が期待できます。

薄毛の原因がDHTの影響ではない人にはプロペシアは全くの無意味になります。むしろ無駄な費用がかかる上、体にも大きな負担になるためデメリットでしかありません。

また、AGAに関してあまり専門的ではないクリニックでは『 効くか分からないけど取り敢えずプロペシアを飲んで、様子を見ましょう』で診察終了という場合もあります。「本当にこれでいいの?」という患者の不安な声も少なくありません。

AGA治療誤ったAGA治療で、金銭的身体的に負担を感じるくらいなら事前に検査をする方が安心なのです。

遺伝子検査のメリット まとめ

  • DHTが男性ホルモン受容体と結合することにより、脱毛シグナル(脱毛を促す命令)が出されてしまう。薄毛になる
  • フィナステリドはDHTの生産を阻害するため、男性ホルモン受容体と結合することなく、脱毛シグナルも発生しにくくなる。脱毛が防げる。
  • しかし、全ての人にプロペシアが効くわけでは無い。それを調べるために遺伝子検査が有効と言われている。

どこでAGAの遺伝子検査が受けられる?

① AGA治療を行っている病院・クリニックで受けられます。
※皮膚科ではあまり遺伝子検査は行っていません。
※全てのAGA専門クリニックで遺伝子検査を行っているわけではありません。

ゴリラクリニック ルネッサンスクリニック  銀座美容クリニック
ゴリラクリニック
遺伝子検査料金:30,000円
初診料:0円
ルネッサンスクリニック
遺伝子検査料金:20,088円
初診料:0円
銀座美容クリニック
遺伝子検査料金:19,440円
初診料:3,240円

 

② 自宅で行い郵送で申し込める、遺伝子検査のキットがあります。

遺伝子検査キット AGA 遺伝子検査キット AGA AGAのリスク

AGA専門クリニックの検査は遺伝子検査だけでなく、頭皮の状態、毛根の状態などをマイクロスコープなどで確認するなどの検査を行っているクリニックもあります。遺伝子検査を行わないクリニックは、これら「別の指標」を持っている場合が多いです。

皮膚科にはあまり検査がなく初診も問診に近いです。その為、遺伝子検査をしたい場合、候補には入らないのですが、薄毛の原因が頭皮のトラブル(脂漏性皮膚炎、円形脱毛症等)の場合はそれに適した治療が必要な為、皮膚科の受診がオススメです。自分の薄毛や脱毛の状況により見極めることが必須です。

また、遺伝子検査自体の信憑性を疑う声もあります。どちらにしろAGAは遺伝要因以外で発症することもあるし、AGA以外が原因で薄毛になることもあるのが現状です。栄養不足やストレス、環境など総合的な要因が原因であることが多いので多方面から改善する必要は絶対にあります。

専門クリニックで検査する?検査キットを利用する?

自分でキットを購入、郵送で「AGAのリスクがあるか?」の結果が分かる方法は、クリニックでの検査と比べ価格が安く手軽です。

ただ「安い」「手軽」なのが決して良いわけではなく、どちらがベストな選択なのかは現在の薄毛の状態と今後の予定によって決定します。

検査キットが適している人

  • 今は薄毛ではないけど将来が心配なので今からリスクを知っておきたい。
  • 将来の薄毛のリスクを知って、出来る限りの予防がしたい。

クリニックでの検査が適している人

  • 既に薄毛を実感し、抜け毛が確実に増えている。
  • 遺伝が原因だと判明したら直ぐにても対策がしたい。

検査結果からAGAのリスクがあると分かった場合、なるべく早い対策がベストです。薄くなったという自覚がある状態では、実は既に元々の毛量の60%まで減少していると言われているからです。(自他共に認める程度だと元の毛量の40%も減少しているそうです。)

その為、検査直後から治療や対策をしたい場合は、信頼できるクリニックかを見極めるためにも検査や無料カウンセリングなどでクリニックを訪れておくことが大切。検査結果を診療に活用するクリニックであれば尚更、クリニックでの検査がスムーズな治療方針決定へと繋がります。

現在薄毛の兆候がないけど心配な人、父親がハゲているから自分もハゲるだろうと考えているだけの人は検査キットで十分です。

もしリスクがあると分かった場合(発症もしていないのに、薬や治療は抵抗があるので)出来る限りの予防をします。

食生活の悪化(栄養不足)、ストレス、生活習慣の悪化はAGAの発症を早めてしまうと言われています。例えAGAのリスクがない人でもここは重要です。遺伝など関係なしに、これらは薄毛になってしまう原因になります。

AGAのリスクは無かったけど。。。

知人が自分の薄毛を嘆いて、遺伝子検査をしたところ「AGAのリスクがない」という判定がでました。

「じゃあ、何でこんなに抜け毛が増えてハゲそうになってるの?」

これをキッカケに、頭皮環境の改善(シャンプーの見直しや衛生を保つこと)、悪癖(タバコ、深酒)を止め、食事を改善することを始めました。今後、毛髪がフサフサするかは分かりませんが、抜け毛の原因が生活習慣にあると分かり、対策方法も分かってきたようです。

遺伝子検査を行っているAGAクリニックの一覧

ゴリラクリニック ルネッサンスクリニック  銀座美容クリニック
ゴリラクリニック
遺伝子検査料金:30,000円
初診料:0円
ルネッサンスクリニック
遺伝子検査料金:20,088円
初診料:0円
銀座美容クリニック
遺伝子検査料金:19,440円
初診料:3,240円

 

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